① 軸性近視

調節ラグ理論や軸外収差理論等により、通常よりも眼球の長さが長くなってしまい、構造的に網膜にピントが合わない状態です。眼軸長という目の奥行を測定することで判定することができ、通常は約24mmくらいですが、25~26mmほどに伸長することで、近視の状態となります。主に幼少期に起こることですが、成人してからも伸びる可能性もあるとの報告もあります。

ワック公式サイトの軸性近視のイメージ画像

② 仮性近視

仮性近視は、近くにピントを合わせるために毛様体筋を収縮させて膨らませた水晶体(レンズ)が、緊張して戻らなくなった状態です。目の調節異常の一種で、構造的な変化はありません。子どもはとても近くまで見える(調節力が高い)ので、目に無意識に高い負荷をかけています。それが少し戻らなくなると近視の様な症状となります。これは調節異常といい、大人でもパソコンや精密作業の連続で疲れ目や近視的な症状が現れます。

ワック公式サイトの仮性近視イメージ図

③ 比較表

項目仮性近視軸性近視
原因毛様体筋の緊張が戻らない眼球が伸びて構造が変化
眼球の変化なしあり(眼軸が長くなる)
回復の可能性早期なら改善の可能性あり基本的になし
症状の特徴夕方や疲れた時に悪化しやすい常に遠くが見えにくい
主な対応やケアワック調節トレーニング・生活改善近視進行抑制治療・眼鏡
診断方法ワックや調節麻痺剤使用後の屈折検査眼軸長検査

仮性近視の段階で適切なケアをせずに放置してしまうと、調節緊張の状態が慢性化し、やがて眼球そのものが伸びる軸性近視へと移行するリスクがあると言われています。仮性近視と軸性近視は原因も対処法も異なりますが、どちらも「遠くが見えにくい」という同じ症状として現れるため、区別がつきにくいのが現状です。特に成長期の子どもは眼球が変化しやすく、仮性近視から軸性近視への移行が起きやすい時期でもあります。「まだ様子を見よう」と思いがちですが、早めに眼科専門医に相談し、今の状態が仮性近視なのか軸性近視なのかを正確に把握することが、お子さまの目を守る第一歩です。

仮性近視かどうかを正確に判断するには、眼科での専門的な検査が必要です。一般的な視力検査だけでは、仮性近視と軸性近視を区別することが難しいためです。眼科では通常、調節麻痺剤(点眼薬) を使って毛様体筋の緊張を一時的に取り除いた状態で屈折検査を行います。緊張が解けた状態で視力が回復すれば仮性近視、変わらなければ軸性近視の可能性が高いと判断されます。また、眼軸長測定という検査で眼球の長さを直接計測することで、軸性近視かどうかをより正確に診断することができます。お子さまの視力低下に気づいたら、まずは眼科専門医に相談し、適切な検査を受けることをおすすめします。

仮性近視(調節緊張)と診断された場合、毛様体筋の緊張を和らげ、ピント調節の柔軟性を取り戻すことが改善への近道です。ワックの調節トレーニングは、この仮性近視のアプローチとして全国の眼科で50年以上使われてきた実績があります。眼科専門医の指導のもとで安全に行えるトレーニングですので、気になる方はまずお近くの眼科にご相談ください。

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