WOCについて
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ごあいさつ

私は過去50年に渡って、『近業と眼精疲労』、『近業と近視の進行』、『正しい眼鏡矯正』などといったことをテーマに、奈良県立医科大学の先生方と研究を続けて参りました。 そして、皆様に『ワック』の愛称で親しまれている「雲霧法」の器械、Dシリーズをはじめ、眼精疲労を判定する器械、調節力(目の若さ)を測定する器械等々、多くの器械を開発し、発表しております。 全てオリジナルの理論と技術に基づいた製品ですので、説明会や学会発表等を行い、地道に知名度を高めていきました。おかげさまで、今では全国多くの眼科クリニック、大学病院、研究機関、公的機関にご採用頂き、大変好評を頂いております。

手や足の筋肉は疲労を感じると脳が『休め!』と命令します。しかし目の中の筋肉「毛様筋」は心臓と同様、どんだけ頑張っても疲労を自覚しません。だから、長時間の読書や勉強、パソコン等の作業が可能で、人類の知能や技術の発展にもつながったのです。しかし近年では、それらによる弊害(眼精疲労、近視の進行、眼位の異常)も急増し、深刻化して来ています。  携帯電話、パソコン、スマートホン等が今後益々発展し、近くの作業を避けては生きて行けないでしょう。だからこそ、私たちは今まで以上に、疲れ目、視力低下、眼位などの視機能異常に対する知識と製品を提供し、より快適な視覚生活とともに、皆様の更なる知能と技術の発展に貢献したいと思っております。
中川皓夫プロフィール


  • 北里大学医療衛生学部非常勤講師
  • 奈良県立医科大学眼科学専修生
  • 日本眼光学学会会員
  • 日本疲労学会会員
発表文献

『眼科 第33巻5号』 赤緑テスト視標を用いた定屈折近点計
『視覚の科学 第19巻1号』 屈折精密検査時の赤緑検査に対する一考察

略歴
1963年 大阪市立大学フランス語学科卒業
1977年 奈良県立医科大学眼科学教室入局
1981年 ■第14回国際眼科学会で発表
『Significance of Astigmatism (自覚検査第2法による乱視検査)』
1990年 ■第16回国際眼科学会で発表
『Accommodation measurement with Dioptric Near-Point Ruler(定屈折近点計)』
■中部眼科学会発表
『定屈折近点計の原理』
1995年 ■中部眼科学会発表
■日本眼光学学会発表
『レッドグリーンフリッカーテストについて』
2000年 ■Afro-Asian congress of Ophthalmology
『Lacrimal passage Reconstruction by silicon Intubation Using Glass Fiber』
■Hiroyuki Makino, Akio Nakagawa
■日本眼光学学会発表
『切れ目なしランドルト環視力標の有効性について』
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